壁紙のめくれ・はがれ、がびょうやネジ穴の跡、大きな破れなど「壁って補修するのにめっちゃお金も労力もかかるんだろうな」と思って諦めていた事がありました。
しかし、知人の内装屋に聞いてみたところ「簡単だから自分でやりなよ〜!」とアドバイスをもらい、自分でやってみたらとても簡単に出来ました。
そこでこの記事では内装屋さんに教えてもらった部屋の壁紙の補修方法についてご紹介します。
小学校時代の図工を思い出すくらい簡単に自分一人で出来る作業なので、気軽にチャレンジしてみてくださいね。
壁紙のめくれやはがれを補修する方法
小学校の図工レベルで出来ることなので難易度的には簡単です。紙をのりに貼ることが出来れば誰でも出来ます。
使う道具は全部で4つ。
- ふきん
- 壁紙用接着剤
- ローラー
- マスキングテープ
この4つだけで完璧に補修できますのでご準備をお忘れなく。
STEP1:ふきんで汚れを拭き取る
壁紙がめくれた段階で壁紙の裏や壁にホコリだけではなく、古い接着剤が付着しているのでふきんで水拭きします。その際、ふきんはしっかりと絞ってから水拭きしてください。
汚れがあると、キレイに貼り直すことが難しいのです。
STEP2:壁紙用接着剤を塗る
めくれている壁紙の裏に壁紙用接着剤を塗ります。壁ではなく壁紙の裏に塗ってください。
細かい部分で上手に塗れそうにない場合は、爪楊枝や綿棒を使うと塗りやすくなりますよ。
STEP3:貼り付ける
壁紙の裏に接着剤を塗ったら、すぐに壁に貼り付けます。貼り付けた後は手で押さえるのも良いのですが、ローラーがあるとより密着してくれるので完成度が高まります。
接着剤がはみ出してしまうこともありますが、よくあることなので慌てずに落ち着いて処理します。固く絞ったふきんで水拭きすればOKです。
最後に接着剤が乾くまでマスキングテープやセロテープで止めておくと安心です。
がびょうやネジ跡の小さな穴を補修する方法
壁の小さな穴の補修は壁紙のめくれ補修よりも簡単です。使う道具も少ないのでお金もかかりません。
使う道具は全部で2つ。
- パテ(充填剤)
- 補修シール
この2つがあれば十分です。それでは補修手順です。
STEP1:穴の周囲の盛り上がりをならす
がびょうやネジ跡の小さな穴周囲は盛り上がってしまっていますよね?もし盛り上がっている場合は、ヘラのようなもので押さえてならします。
盛り上がっていない場合はそのままでOKです。次のステップへ。
STEP2:パテ(充填剤)で埋める
壁に開いた穴をパテ(充填剤)で埋めていきます。ボンドみたいなものを穴に埋めるだけなので超簡単です。手も汚れないほどのお手軽さ。
パテ(充填剤)を注入したら付属のヘラで水平になるようにならします。この時点で違和感なく仕上がっているようなら作業完了でOKです。もし違和感があるなら次のステップへ。
STEP3:補修シールを貼る
とはいえ、補修シールを貼っても違和感が消えることはないのですが、穴を隠すという役割はきちんと果たしてくれます。
穴の補修だけではなく落とせない汚れ隠しにもなるので、用途に合わせて活用してみてください。
壁紙の大きな破れを補修する方法
壁紙が大きく破れてしまっている場合の補修は、壁紙を部分的に貼り替えるのが一般的です。
壁一面の貼り替えになると、個人レベルではなかなか難しいですが、手30cm四方くらいまで大きさの破れなら自分一人でも出来るレベルなのでチャレンジしてみてください。
使う道具は全部で6つ。
- カッター
- 雑巾
- 新しい壁紙
- 壁紙用接着剤
- ローラー
- マスキングテープ
です。
STEP1:壁紙を切る
既存の壁紙と同じ種類の新しい壁紙を用意して、破れ部分が隠れる程度のサイズに切り分けて、そのままマスキングテープで仮止めします。
マスキングテープで仮止めした状態のままカッターで壁紙を切り取ります。この時、すでに貼られている壁紙も切り取ります。
STEP2:切った壁紙をはがす
切った壁紙をキレイにはがします。その後、固く絞った雑巾ではがれた部分の壁に付着している汚れや古い接着剤を拭き取ります。
STEP3:新しい壁紙を貼る
新しく貼る壁紙の裏面に壁紙用接着剤を塗り壁に貼り付けます。
貼った後は、中に入っている空気を押し出すように壁紙用ローラーをコロコロ転がして密着させます。
接着剤がはみ出してしまうこともありますが、よくあることなので慌てずに落ち着いて処理します。固く絞ったふきんで水拭きすればOKです。完全に乾いたら完成です。
冬場でも半日程度で完全に乾燥します。
まとめ
壁紙のめくれ・はがれ、小さな穴の補修は簡単に出来ますが、大きな破れ・大きな穴の補修は難しく感じる人もいるかもしれません。