ジワジワと汚れていくことに気づきにくい壁の汚れ。生活しているだけで壁は汚れ、その汚れのせいで部屋が暗くなってしまいます。
部屋が暗くなるとどうしても気分にも影響が出てくるので、気持ちいい日常を送れるかどうかが決まってしまうと言っても過言ではありません。
そこで当記事では、ズボラな人でも簡単に出来る壁の掃除方法をご紹介していきます。
もくじ
壁に付着する汚れの種類と原因
壁に付着する汚れは大きく分けて4つ。
- ホコリ
- 手垢
- 落書き
- 油汚れ
です。
ホコリは舞い上がりやすく目線より高い位置に付着するため、意外と気づきづらいかもしれませんがしっかり汚れています。
手垢は照明のスイッチ周辺や玄関が汚れやすく、お子さんがいる家庭の場合は色んな部分にボールペンや鉛筆、クレヨンなどの落書きがありますよね。
放っておくとシミになったり、壁紙の劣化に繋がったりするだけでなく部屋にいる気分も大きく変わるので、定期的な壁掃除は大切です。
壁を掃除する基本的な手順
壁を掃除する手順は以下の5ステップです。
- 壁掃除に便利な道具を揃える
- 冷暖房を止めて窓を閉める
- マイクロファイバー素材のクロス(雑巾)で壁を空拭きしてホコリを絡め取る
- マイクロファイバー素材のクロス(雑巾)に「水の激落ちくん」を吹きかけて拭く
- 換気する
それぞれ細かく解説していきます。
壁掃除の時に、窓を開けて換気しながら掃除を行うとホコリが舞って壁に付着してしまいます。そのため、壁掃除を行う際は窓を閉めて行うのがポイントです!
STEP1:壁掃除に便利なおすすめ道具を揃えよう
壁掃除に便利な掃除道具を3つに厳選しました。最低でも今回ご紹介する3つの道具があれば壁掃除が簡単に出来ます。
スコッチ・ブライト マイクロファイバーモップ
マイクロファイバー素材の雑巾を取り付けるモップです。クイックルワイパーのドライシートよりも圧倒的にホコリを絡め取る威力が強いだけではなく、洗えば何度でも使い回しが出来るのでコスパ最高です。濡らせば水拭きも可能な1台二役。
伸縮可能タイプなので手の届かない高い場所でもラクラク届きますよ。
水の激落ちくん
マイクロファイバー素材の雑巾を使えば十分にホコリを絡め取ることが出来ますが、油汚れ、ペンの落書き、ヤニなどの汚れが気になる場合は水の激落ちくんを使いましょう。
成分が水なので、二度拭きする必要ないですしイヤな臭いがする洗剤を使わなくてもいいので安全安心です。
「水でしょ?」とバカにする人も多いのですが、普通の薬品臭い洗剤よりもごっそり汚れが落ちます。換気扇や食器などにも使い回し出来るので一家に一つあると確実に重宝します。
黒カビくん乳酸カビとりスプレー
風呂場などの黒カビを落とす際は塩素系洗剤を使わなくてもカビを落とせる「黒カビくん乳酸カビとりスプレー」が便利です。
STEP2:冷暖房を止めて窓を閉める
冷暖房が稼働していると空気循環が起きて、せっかく壁のホコリを落としても舞ってしまって再度壁にホコリが付着してしまうので止めておきましょう。
同様に、窓を開けているとホコリが舞うので閉めたまま掃除を行います。換気は掃除後に。
STEP3:マイクロファイバー素材の雑巾で壁を空拭きしてホコリを絡め取る

マイクロファイバー素材の雑巾をワイパーに装着してホコリを絡め取っていきます。クイックルワイパーのドライシートの比にならないくらいの威力に圧倒されます。
手の届かない高い部分はモップを伸ばして使って、手の届く部分はモップからマイクロファイバー素材の雑巾を外して手で使うのがおすすめ。
ホコリがゴッソリ絡め取れるので、ご家庭によっては水拭きの必要が無いほどのパワーを発揮します。
おそらくほとんどのご家庭は、ここまでで十分に掃除が完了します。ただし、壁紙の汚れが目立つ場合は、次のステップも実践しましょう。
STEP4:マイクロファイバー素材の雑巾に「水の激落ちくん」を吹きかけて拭く
マイクロファイバー素材の雑巾を使って空拭きだけで落ちない汚れがある際は、マイクロファイバー素材の雑巾に水の激落ちくんを吹きかけて壁を拭きましょう。
特に手垢の汚れ、クレヨンや色鉛筆の汚れ、タバコのヤニ汚れ、キッチンの油汚れに効果抜群ですよ!
「これ本当に洗剤無しで水だけの成分で出来ているの!?」とビックリするほど汚れが落ちます。二度拭きする必要もなく安心安全なのが嬉しいポイントです。
水の激落ちくんがない場合は、重曹と酢と水を混ぜたものを使ってもOKです。
黒カビが発生している風呂場は非塩素系タイプの「黒カビくん乳酸カビとりスプレー」があると便利です。
STEP5:換気する
最後に床掃除をして換気をします。いつも通り掃除機やクイックルワイパーのドライシートで床のホコリを取って窓を開けて換気しましょう。
リビングなどのお部屋の壁紙の掃除方法
リビングなどのお部屋の壁紙はビニールクロスの壁紙が貼られています。その場合は、上記で解説した5ステップ通りに進めればOKです。
ただし、漆喰や珪藻土、土壁、和紙が使われているような壁の場合はそれぞれ掃除方法が異なるのでご注意ください。
壁に付いた落書きや手垢、ヤニ汚れを掃除するには?
お部屋の壁の汚れは、ホコリだけではなく落書きや手垢、ヤニ汚れが付きやすいですよね。
これらの汚れは、ステップ4で解説した方法の「水の激落ちくん」を使うことでキレイに落とすことが出来ます。
力を入れてゴシゴシこすらなくてもスッと簡単に落ちるので手間がかからない上に、変な化学薬品が入った洗剤じゃないので安心安全です。
漆喰や珪藻土、土壁、和紙が使われている壁の場合は、水は使用せずに消しゴムを使いましょう。消しゴムで軽くこするだけで汚れが落ちてくれますよ。
キッチンの壁の掃除方法
キッチンの汚れは、ベタベタした茶色い油汚れがメインです。なるべく化学薬品が入った洗剤を使いたくない部分ですよね。
キッチンの壁にも「水の激落ちくん」が効果的。スッと簡単に落ちてくれますよ。
二度拭きの必要がないので掃除の手間もかかりません。
風呂場の壁の掃除方法
風呂場の壁の汚れは、カビによる汚れとシャンプーや石鹸、皮脂が原因の水垢汚れの2種類があります。
シャンプーや石鹸、皮脂が原因の水垢汚れを掃除するには?
何度も登場していますが「水の激落ちくん」が効果的です。壁に水の激落ちくんを吹きかけて風呂掃除用のスポンジでこすれば簡単にキレイになります。
カビ汚れを掃除するには?
カビ汚れにはカビキラーなどの塩素系の漂白剤を利用している人が多いですが、ツンとした独特の臭いや薬剤の強さに抵抗感がある人も多くいます。
そこでおすすめなのがこちら。
塩素系ではないためツンとした臭いがなく素手でも安心して使えるので、主婦の間で人気沸騰中です。
ウェットシートタイプもあり、拭くだけでサクッとカビが取れるのでこちらも使い勝手抜群です。
まとめ
意外と放ったらかしがちにしてしまう壁掃除。やってみると結構汚れていて、汚れを落とすことで部屋が明るくなることが実感できます。頻度は1年で4回、季節ごとに壁掃除をやっておきたいところです。
自分で掃除するのが面倒な場合は、家事代行サービスを利用するのもアリです。1時間2,190円から掃除をやってもらえますよ。