11月半ばに差し掛かろうとしているのに、今日も20℃を超える暖かい天気ですね。
今日から待ちに待ったリフォーム工事が始まりました!リフォーム1日目は水道工事です。水回りの工事には欠かせません。
今朝、お世話になっている建築会社の担当の方と水道工事の方に来ていただきました。
水道工事の方も素朴な疑問にもきちんと説明して答えてくださる親切な方で安心しました。リフォーム工事は価格で比較するのも悪くないけど、長年住む家だからこそ信頼できる方にお願いしてよかったと思います。
ガス給湯器を使用している家庭ならではの問題
一通り工事の現場を見てもらった後に、水道工事の方が渋い顔をしました。
「なるほど〜」

最近の一般家庭内に繋がれる水道管は「お湯専用の水道管」と「水専用の水道管」が別々に存在していて、蛇口をひねることで水やお湯に切り替わります。
しかしこの家のお湯は直前まで水専用の水道管を通ってきた水を、キッチンはガス給湯器、お風呂は湯沸かし器で温めてお湯として使っている状態。つまり「水専用の水道管」しかひかれていないのです。
つまり簡単に言うと、別にお湯専用の管を一からひかなければいけないのでめんどくさい(笑)
なんせ古い家なので仕方がありません。
ちなみにこのガス給湯器タイプのものは一時、一酸化ガス中毒による事故が増えたため取り付ける場合は給湯器の真上に換気扇を取り付けるなど、設置条件を満たしていないとアウトのようです。
古い家のリフォームならでは水道管の問題
続いて水道がどこを通っているか家の外側を見て配管を見てもらいました。
すると今度はもっと大きい問題が発生。何かに気づいた様子。
「メーターはどこかな?」「支柱管は?」
水道屋さん「う〜ん。これは鉄管(テッカン)だな〜」
私「てっかん?水道は問題なく使えてますが、鉄管だと何か問題なんですか?」
水道屋さん「今は使われていない鉄でできた管です。この住宅建築の走りの頃にはよく使われていましたものですね。現状は使えていても、時間の問題ですね。老朽化でボロボロになってくると、水圧に耐えられなくなって崩れて破裂してしまうんです。逆に今までよく水漏れしませんでしたね。」
私「じゃっ、じゃあ鉄管を全て変えないといけないんですね。」
水道屋さん「そうです。鉄管でも周りが補強されてるものや、他のものならネジを外すようにパイプを付け替えるだけでいいんですが、今回の場合は必要な部分は全て取り替えないといけないですね。」
私「予定より大掛かりになりそうですね(汗)。」
最近は鉄管の代わりに屋外は熱に強い銅管、屋内には紫外線には弱いけど地震に強い耐久性のある架橋ポリエチレン管などを使うそうです。
しばらく使ってない水道の蛇口をひねると、赤錆が出るのも鉄管によるもの。赤錆が出た場合は、捨て水として赤錆が出なくなるまでしばらく水を出し続ければ使えるようです。ただし老朽化の原因でもあるため直ったとしても再び赤錆がでる可能性もあります。
ということで1時間ほど見てもらい、日を改めて次回に持ち越しです。水道の配管工事は解体作業で壊した後に見ないとなんともならないそう。
とりあえず今日は水道を止めて、
洗面台とパイプが外されました。
何があるかわからないので予想はしていましたが見積もり金額も変わってきます。古い家のリフォームは思っているより大変ですね。
さて明日は解体工事です!