床をDIYしようと思ったときに
- 自分で板を貼るのか
- クッションフロアにするか
迷うことがあるかもしれませんが、どちらも結構難しくて面倒で、なかなかオシャレに決まらなかったりします。
僕はどちらも面倒に感じていたので、床のDIYから逃げていたのですが、貼るだけフローリングを購入して、6畳部屋の床DIYをやってみました。
作業は超簡単でオシャレに終えることができ大満足しています!
当記事では、実際に貼るだけフローリングを使用してみて分かったメリット・デメリットや貼り方をご紹介します。
貼るだけフローリングの特徴
- 厚み:1.5mm
- 素材:PVC(ポリ塩化ビニル)
- 重量:約400g(1枚あたり)
貼るだけフローリング8つのメリット
実際に貼るだけフローリングを貼ってみて、使用してみて感じるメリットを8つにまとめてみました。
- カッターで簡単にカットできる
- シートを剥がして貼るだけだから簡単!接着剤不要
- 木目がリアルすぎる
- 1枚400gだから女性一人でもストレスなく敷ける
- 豊富なデザインがあるから好みのモノが見つかりやすい
- 傷がつきにくくて丈夫
- 手入れの必要なしで汚れにも強い
- 部屋のサイズに合わせたセットがある
それぞれ詳しく解説します。
カッターで簡単にカットできる
フローリングを貼ろうと思うと、必ず部屋のサイズに合わせてカットする手間がかかり、とても大変です。
特に木材であれば電動ノコギリなどを使ってカットしなければいけないので、初心者にはかなり難しい工程です。
しかし、貼るフローリングは、カッターで数回切れ込みを入れて折り曲げると、切り込みに合わせて簡単にパキッと割れるので、力に自信のない女性でも簡単に好みのサイズにカットすることが出来ます。
シートを剥がして貼るだけだから簡単!接着剤不要
貼るフローリングの裏面のシートを剥がすと、粘着性のあるシールのようになっているので、床にペタペタ置くだけで貼ることができます。
接着剤を使わなくても、しっかり貼れるので工程がとても楽です。
ただし、賃貸マンションやアパートに敷くと原状回復ができないため、粘着性がなく滑り止めが付いている置くだけタイプがおすすめです。
木目がリアルすぎる
貼るフローリングを近くで撮影したものです。本物の木のデザインがプリントされているのですが、木目がかなりリアルじゃないですか?
1枚400gだから女性一人でもストレスなく敷ける
フローリングを貼ろうと思うと、重さが気になるところ。
木を使ったフローリングは重くて作業しづらいですし、クッションフロアも重くて大きいので大変です。
しかし、貼るフローリングは1枚400gで軽い!
しかもサイズが914mm×152mmと、そこまで大きくないので作業難易度も易しいです。
豊富なデザインがあるから好みのモノが見つかりやすい
木目のデザインがビックリするくらい豊富で、迷いながら選んでいるとあっという間に時間が過ぎてしまうほど。
自分好みや部屋に合った木目デザインが見つからないことはないのでは?と思うほど豊富ですし、どれもオシャレなので嬉しい気持ちになります。
ダサいデザインのモノがないのが最高です。
傷がつきにくくて丈夫
コロコロのイスを使っても重いテーブルを使っても全然傷がつかないので、傷の心配は一切不要です。
しかも、木のササクレが出ることもないので怪我をする心配も不要です。
手入れの必要なしで汚れにも強い
普通のフローリングの場合だと、ワックスをかけたりする手入れの手間がありますが、貼るフローリングは手入れの必要が一切ありません。
掃除機をかけたり、雑巾がけをかけたり、クイックルワイパーをかけるだけでキレイに掃除できますし、劣化もほとんどないので楽です。
特に液体汚れや油汚れも雑巾でサッと拭けば汚れが落ちてシミにもならないので、お掃除も簡単です。
土足もOKだから作業場にも最適
丈夫で汚れが取りやすいので、作業場などの土足エリアで使用しても問題ないです。
部屋のサイズに合わせたセットがある
貼るだけフローリングは、部屋のサイズに合わせたセットが売られていて1畳用、3畳用、6畳用が選べます。
貼るだけフローリング5つのデメリット・注意点
実際に貼るだけフローリングを貼ってみて、使用してみて感じるメリットと注意点を5つにまとめてみました。
- 床暖房の部屋には使用不可
- 床が凸凹だと浮いてしまう
- 滑りやすい
- 気温が低いと接着力が弱くなる
- 「貼る」タイプは賃貸NG
それぞれ詳しく解説します。
床暖房の部屋には使用不可
貼るフローリングの上に電気カーペットを敷くことはできますが、貼るフローリングの性質上、床暖房が完備している部屋に使用することができません。
床が凸凹だと浮いてしまう
床が凹凸になっていると、粘着力が発揮できず浮いてしまうので要注意です。
また、畳やじゅうたんなどの柔らかい部分だと貼り付けることができません。
滑りやすい
実際に使用してみて感じた部分なのですが、裸足で過ごしている分には滑りやすさをほとんど感じませんが、靴下を履いて過ごしていると、通常のフローリングよりも滑りやすいと感じています。
とはいえ、スリッパを履いて過ごしていれば特に問題ないです。
気温が低いと接着力が弱くなる
気温が低い冬に貼るフローリングを貼る場合は、接着力が弱くなります。
そのため、貼る前に暖房器具で室内の気温を高くしておくか、貼るフローリングをドライヤーなどで温めてから作業しないと、上手に貼ることができないです。
ちなみに、一度貼ってしまえば気温の低い冬場でも剥がれることはありません。
「貼る」タイプは賃貸NG
粘着性のある貼るフローリングは原状回復不可なので賃貸はNGです。
しかし、「置く」タイプのフローリングは滑り止めが付いた面をただ置くだけなので賃貸でも利用可能です。
貼るだけフローリングの評判・口コミ
ワークチェアのキャスター傷防止の為に、フローリングに貼るフローリング買ってみたけど、質感がすげーリアル pic.twitter.com/VPiziRjUnD
— 石渡マコト (@MaK_Ishiwata) September 2, 2016
接着剤不要で手軽なので大変重宝しております。すべての部屋や廊下に使用予定なので、また購入します!
手間がかからず見た目がきれいになればいいなと考え、でもフローリングマットだとチープな感じがするなぁ……ということで本製品にたどり着きました。
施工が非常に簡単で、10歳の息子に手伝ってもらいながら12畳程度のLDKが2日で仕上がりました。やはり隅っこの処理が、形に合わせて切る必要があるので手間がかかります。とはいえ無垢フローリングなんかと比べたらとても簡単で、カッターで切るだけの超お気軽作業ですがっ。カウンターテーブルなどの、そういう調整箇所が多かったので2日かかりましたが、普通なら1日で完成すると思います。
凸凹した木っぽい加工がされている点が秀逸で、フローリングマットとは一線を画した仕上がりになりました。とてもきれいで大変満足しています。
残念な点としては、無垢フローリングと比べると、触った時にひんやりしているところでしょうか。でもメンテナンスのしやすさや、液体のこぼれや汚れに強いことなんかを考えれば仕方がないことだなと思っております。
思った色でしっかりしていて、普通のフローリングと差ほど変わらない感じがしました。いい買い物ができたと思います。
貼るだけフローリングの貼り方
最後に貼るだけフローリングの貼り方をご紹介します。本当に簡単だというのが分かると思います。
6畳をこうにゅうしたので、36枚セット×2箱が届きました。
1箱あたりの重さが1枚400g×36枚=約14.4kgあります。
1箱あたりの重さは結構ありますが、開梱して少量ずつ運べば2階でも3階でも問題なく運べます。
ちなみにさらに小分けの箱になっていて12枚×3箱=1箱約5kgで入っているので、1箱ずつであれば運びやすいです。
小分けの箱を開けると貼るフローリングが12枚入っています。
裏面のシートを剥がします。
壁に合わせて貼ります。貼るというよりは置くというイメージです。これで貼る工程は終了。
接着剤が無くても簡単に貼ることが出来ました。
壁に合わせて貼っていくと、どうしても隙間が空いてしまいます。そんな時は・・・
隙間のサイズに合わせてカッターで2〜3度軽く切り込みを入れて折り曲げるとキレイに割れます。
この作業がやや面倒ですが、他のフローリング材と比べれば簡単すぎてとても楽チンでした。
6畳分のフローリングを貼るのに半日くらいで終了。
特殊な工具を使わずにカッターと定規だけで作業を終えることができました。
まとめ
貼るだけフローリングは作業がとても簡単で必要な道具もカッターと定規だけで済むので、DIY初心者でも難易度がかなり易しめです。
しかもオシャレなデザインが豊富にあるので、選ぶだけでも楽しいですよ!
他の部屋も床材を貼らなければいけないのですが、今度は違うデザインの貼るだけフローリングを買おうと思っています。
賃貸の方はこちらの「置く」だけフローリングにしましょう。