男前インテリアにハマっている我が家では、DIYによって色んなものが鉄風(アイアン風)に大変身しています。
本物のアイアン雑貨も素敵ですが高価なものが多いので、試しにアイアン塗料を購入して家の雑貨を塗ってみたら仕上がりが最高です!
見た目や触った感じにも安っぽさなく、本物に近い鉄のようになるので気に入っています。しかも超簡単に出来てしまうんです。
今回は家にあった木材の椅子を鉄風になるアイアンペイントでリメイクしてみたので、手順と方法を分かりやすくご紹介したいと思います。
用意するもの
アイアンペイント
今回はターナーのアイアンペイントを使用しました。
カラーが6色ありますが、オーソドックスなアイアン風を作るには上記のアイアンブラックを使いましょう。
アレンジしたい場合は、上から重ねて他の色をつけるとアンティークな感じが出せます。
スチール製などの表面がツルツルしていて水を弾くような素材は、下地材としてマルチプライマー(画像:右)を塗る必要があります。
スポンジ or 刷毛
ペンキを塗るにはスポンジもしくは刷毛(ハケ)が必要です。
スポンジ
スポンジは塗れる面積も広く鉄の質感が刷毛よりも簡単に出せるので初心者におすすめです。普通の食器用スポンジでOK。
刷毛
刷毛は水性塗料用を用意しましょう。100円ショップでも手に入りますが、毛がすぐに抜けてかなり塗りづらいので、ちゃんとしたものを用意するのがベターです。
手袋
手の汚れを防ぐためなので、どんなものでも構いません。掃除や家事などで使う薄手のビニール手袋だと作業しやすいです。
ペンキが手に付着しても、ぬるま湯ですぐに落ちます。気にならない人は手袋が無くてもOKです。
バケット ( 家にあるコップ・菓子箱のフタ・紙皿でもOK)
ローラーペンキセットをお持ちの場合は、専用バケットを使うと作業しやすいです。
専用バケットをお持ちでない場合は、手に持ちやすいコップや菓子缶のフタなどでも代用できます。絵の具のパレットでもいいでしょう。
雑巾・タオル
手垢やホコリを取り除くために使用します。汚れが取り除ければボロ布でも構いません。
新聞紙
床が汚れないために敷く用です。油断するとペンキが垂れていることがあるので、敷いておくと楽ですよ。新聞紙がない場合は、ダンボールやチラシなどで代用してください。
アイアンペンキを塗るための2つの手順と方法
今回はコチラの椅子を塗った手順と方法です。汚れて年季が入っているので新しくペンキを塗ってカッコよく蘇らせます!
STEP 1: 雑巾で汚れを拭き取る
ペンキのノリを良くするために、手垢やホコリ、髪の毛などの汚れは極力落とします。この下準備が本当に重要でホコリが残っているとホコリがこびりついたまま完成して見栄えが台無しになります。
STEP : 2 ペンキを塗る
ペンキを容器に取り出します。ターナーのアイアンブラックは粘度が高く塗りやすいです。
作業は超簡単!細かいことが苦手な人にもストレスなくできるほどです。ペンキをスポンジにつけてトントントンと叩くように塗っていくだけです。
匂いがきつくないので室内でも作業できます。乾燥時間は季節や作業環境にもよりますが1〜2時間ほど。ちなみに12月の室内で行って30分ほどで乾きました。
凹凸や厚みを出したい場合は乾いてから二度塗りします。
換気はしっかりおこないましょう。
脚と裏側を全て塗りました。(目立たない細かい箇所は塗っていません。)
細かい部分はスポンジをぎゅーっと押し付けて染み込ませるか、刷毛の先で仕上げます。
触ってみてある程度乾いたら裏返して座面を塗っていきます。塗りたてはこのようにツヤがありますが、乾燥後はこの光沢がなくなりマットに仕上がります。
完成
乾燥後、見違えるほどに生まれ変わりました!劣化で曲がっていた脚や削れた座面部分がアンティークの味にすら感じます。
作業の踏み台として使っていましたが、部屋のインテリアに馴染むようになったので雑貨を置きたくなってしまいました。ちょうどクリスマス前だったこともあり、100均で購入したブリキのペンケースを飾ってみました。
まとめ
今回リメイクした椅子は脚部分が鉄だったので木材同様に上手く塗れるか不安でした。しかし、木材も鉄もアイアンブラックを1度塗りしただけで問題なく綺麗に仕上がりました。
用意するものも少なく簡単に作業ができるので小物などに塗ってみるのもおすすめです。ぜひ世界にひとつだけのオリジナルのアイアン雑貨を作ってみましょう。
DIYにはアイアンペイントの存在は欠かせないです!