かなり汚れていることに気づきづらいフローリングの汚れ。
毎日掃除機やクイックルワイパーで掃除をしていても、取れていないホコリや汚れがどんどん蓄積していっています。
そこで当記事では、フローリングの汚れをゴッソリ簡単に落とせる掃除方法をご紹介していきます。
もくじ
フローリングに付着する汚れの種類と原因
フローリングに付着する汚れは大きく分けて4つ。
- ホコリ
- 皮脂
- カビ
- ワックスの劣化
です。
ホコリは板の隙間に付着するため、意外と気づきづらいかもしれませんがしっかり汚れています。爪楊枝や歯ブラシを使ってほじくり返します。
皮脂は手垢や足の裏の皮脂汚れです。お子さんがいる家庭が多いと言われていますが、関係なくどの家庭も多いです。目に見えないだけで結構汚れています。雑巾がけ必須です。
カビは窓の近くやキッチン回りなど湿度の高い場所に発生しやすく黒ずみが出てきます。洗剤を使えば落ちますが、ひどい場合は紙やすり(サンドペーパー)をかけることで無くせます。
ワックスの劣化は定期的に塗り直しをしないと劣化して黒ずんでくることがあります。黒ずみが出る前にワックスをかけたいですが、出てしまったら洗剤や紙やすり(サンドペーパー)で対処可能です。
フローリングを掃除する基本的な手順
フローリングを掃除する手順は以下の7ステップです。
- フローリング掃除に便利な道具を揃える
- 冷暖房を止めて窓を閉める
- マイクロファイバー素材のクロス(雑巾)で空拭きしてホコリを絡め取る
- 掃除機でゴミやホコリを吸い取る
- マイクロファイバー素材のクロス(雑巾)に「水の激落ちくん」を吹きかけて拭く
- スチームモップをかける
- ワックスをかける
それぞれ細かく解説していきます。
フローリング掃除の時に、窓を開けて換気しながら掃除を行うとホコリが舞って掃除が終わってから落ちてきてしまいます。そのため、フローリング掃除を行う際は窓を閉めて行うのがポイントです!
STEP1:フローリング掃除に便利なおすすめ道具を揃えよう
フローリング掃除に便利な掃除道具を4つ厳選しました。最低でも今回ご紹介する4つの道具があればフローリング掃除が簡単に出来ます。
スコッチ・ブライト マイクロファイバーモップ
マイクロファイバー素材の雑巾を取り付けるモップです。クイックルワイパーのドライシートよりも圧倒的にホコリを絡め取る威力が強いだけではなく、洗えば何度でも使い回しが出来るのでコスパ最高です。濡らせば水拭きも可能な1台2役。
手で雑巾がけしなくて済むので掃除が楽になります。
水の激落ちくん
マイクロファイバー素材の雑巾を使えば十分にホコリを絡め取ることが出来ますが、油汚れ、ペンの落書き、ヤニなどの汚れが気になる場合は水の激落ちくんを使いましょう。
成分が水なので、二度拭きする必要ないですしイヤな臭いがする洗剤を使わなくてもいいので安全安心です。
「水でしょ?」とバカにする人も多いのですが、普通の薬品臭い洗剤よりもごっそり汚れが落ちます。換気扇や食器などにも使い回し出来るので一家に一つあると確実に重宝します。
スチームモップ「シャーク」
マイクロファイバー素材のクロス(雑巾)でフローリングがキレイにならない場合は、スチームモップで評判の良い「シャーク」を使うと、汚れがどんどん落ちていきます。
ワックス
フローリング掃除の仕上げにワックスがけをしておくと、フローリングにツヤが出て部屋の雰囲気が明るく蘇ります。そして、ホコリや汚れが付着しにくくなるので日々の掃除効率も格段に上がります。
STEP2:冷暖房を止めて窓を閉める
冷暖房が稼働していると空気循環が起きて、ホコリが舞ってしまってキレイに掃除することが出来ませんので止めておきましょう。
同様に、窓を開けているとホコリが舞うので閉めたまま掃除を行います。換気は掃除後に。
STEP3:マイクロファイバー素材のクロス(雑巾)で空拭きしてホコリを絡め取る
フローリングの掃除はマイクロファイバー素材のクロス(雑巾)をワイパーに装着してホコリを絡め取っていきます。掃除をする際は足の裏の皮脂がフローリングに付着しないように靴下かスリッパを履いて掃除します。
掃除機をかける前にマイクロファイバー素材のクロス(雑巾)で空拭きを行う理由は、掃除機だと細かいホコリやチリを排気で舞い上がらせてしまい掃除しきれないからです。
クイックルワイパーのドライシートorウェットシートを使わない理由は、それらでは取れない細かいホコリがゴッソリ絡め取れるからです。
手で雑巾がけするように空拭きするのはしんどいですが、ワイパーに装着するとかなり楽に掃除出来ますよ。マイクロファイバー素材のクロス(雑巾)威力に圧倒されます。
フローリング掃除の時間帯は朝一番が必須です。理由は寝ている間にゴミが床に落ちるため、最も床にゴミが溜まっている状態が朝一番なんです。
フローリング掃除は朝一番が最も効果的です。
STEP4:掃除機でゴミやホコリを吸い取る
次に掃除機で吸い取ります。掃除機は家にある掃除機で十分です。ここまでで十分にホコリの掃除は完了します。
もし吸引力の強い掃除機を買おうか検討している場合は、ワット数(W数)の高い掃除機になるほど吸引力が上がるため、ワット数の高い掃除機を選ぶと掃除が楽になります。
多くの人が「フローリングなんてそこまで汚れがないでしょ?」と掃除機をかけただけで終えてしまいますが、意外と汚れているのがフローリングです。
目に見えない汚れがフローリングに付着しているので次のステップも実践しましょう。
STEP5:マイクロファイバー素材の雑巾に「水の激落ちくん」を吹きかけて拭く
フローリングには空拭きだけでは落ちない皮脂汚れなどが必ずあります。そのためマイクロファイバー素材のクロス(雑巾)に水の激落ちくんを吹きかけてフローリングを拭き掃除しましょう。
特に手垢の汚れ、足の裏の皮脂汚れ、キッチンの油汚れに効果抜群!
「これ本当に洗剤無しで水だけの成分で出来ているの!?」とビックリするほど汚れが落ちます。二度拭きする必要もなく安心安全なのが嬉しいポイントです。
水の激落ちくんがない場合は、重曹と酢と水を混ぜたものを使ってもOKです。物足りない場合は「水+重曹+中性洗剤」を自分で混ぜて使うと超強力になります。やってみてビックリするほど汚れが落ちます。
カビが取れない場合は、紙やすり(サンドペーパー)をかけてあげると、サクッと取れたりします。
STEP6:スチームモップをかける
マイクロファイバー素材のクロス(雑巾)での拭き掃除が終われば大体の汚れが無くなります。しかし、何年も掃除していないようなフローリングの場合はまだまだ満足出来ないかもしれません。
そんな時は、スチームモップをかけると完璧に仕上がります。スチームモップで仕上げた後はしっかり乾かして、再度マイクロファイバー素材のクロス(雑巾)で空拭きしましょう。
もしフローリングの木材がささくれていたり、黒ずみやカビが取れない場合はサンドペーパー(紙やすり)をかけてあげるとキレイになります。
もしフローリングの傷やへこみを補修したい場合は、ワックスをかける前に補修しておきましょう。
関連:フローリングの傷やへこみを簡単に補修する方法!バレません
STEP7:ワックスをかける
フローリングがしっかり乾いたらワックスをかけます。ワックスをかけるとツヤが出るだけではなくホコリや汚れが付着しづらくなるので、毎日の掃除効率が格段に上がるんです。ワックスはホントに良いですよ。
ワックスは二度塗りすることでムラ無くキレイに仕上がり持ちが良くなるので、二度塗り推奨です。
ワックスにも種類がたくさんありますが、上記のような100%天然原料で作られたワックスだと小さな子どもやペットがいる家庭にも安心です。
まとめ
見た目がキレイだからこそ意外と掃除を怠ってしまうフローリング掃除。やってみると結構汚れていて、家中に爽快感が出るので気分が変わります。頻度は1ヶ月に1回は水拭きをやっておきたいところです。
自分で掃除するのが面倒な場合は、家事代行サービスを利用するのもアリではないでしょうか。自分の都合の良い日時を選んで1時間2,190円から掃除をやってもらえるので、かなり便利です。