我が家でDIYをやり始めた時、何が一番ストレスだったかというと「揃える道具・工具が多すぎて、結局何があったらいいの?」という事でした。
その時必要なモノを必要な時に買うのも良いかもしれませんが、それだと時間と手間がかかって進まないし面倒だし、モノを手に入れる前にやる気が無くなるのが心配で…(笑)
なので、グッズを揃えるのは一気に終わらせたかったんですよね。
そこで、この記事では、DIYをやるにあたって「これは最低限揃えておくと便利!言うことなし!」という道具と工具をご紹介します。
もくじ
ドライバー
ビスを締めたり緩めたりする際に利用する道具で、DIYにおいて使用頻度が最も高いです。ドライバーに種類には
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
の2種類あり、それぞれネジ穴のサイズに合わせた大きさのドライバーがあるので、各2本×大きさ2種類の計4本は最低でも用意しておくと困ることが無くなります。
プラスドライバー
ボールグリップタイプのドライバーだと滑りにくく手にフィットするので、少ない力でしっかりとネジを締めることができます。女性でも使用しやすいです。
マイナスドライバー
プラスドライバーと同じく、ボールタイプを選んでおけば女性でも使用しやすいです。
プラスドライバーと色を分けて持っておくと、作業の時に探す手間が省けて便利です。色が同じだと意外とストレスです。
カッターナイフ
- ダンボール
- 薄いベニヤ
- クッションフロア
- 紙
- ビニール
などの素材を切る時に使います。上記のような厚刃タイプを購入しておけば間違いありません。
100円ショップで売られているカッターナイフだと切れ味が悪く、刃がすぐに折れてしまうことが多いので、作業効率がとても悪くなります。なので、ちょっと良いものを買いましょう。
中でもオルファのカッターナイフは職人さんの間でも評判が良いですよ。
カナヅチ
クギを打つ、ノミやカンナを叩く時に使用します。1本だけでいいかな?と思う場合は、1台2役を担うクギ抜きの付いたネイルハンマーが便利です。
ネイルハンマー
1台2役を担うクギ抜きが付いたタイプ。DIYの必需品です。
ゴムハンマー
鉄製のカナヅチだと、木の杭を打つ時に壊れてしまったり、木を叩いた際に凹みが出てしまいます。ですが、ゴムハンマーだと加工物に傷がつきません。
木工DIYをする時以外にも、組立式の家具を購入した時には必須品です。
ノコギリ
木材などを切る時に使用します。両刃ノコギリが一般的ですが、家庭用であれば替刃式や折れ刃式のノコギリで十分に事が足ります。
古くなったり切れ味が悪くなったら刃を交換すればいいので、経済的に優しいです。
キリ
穴開けに必要な道具ですが電動ドリルドライバーの穴開けがあれば不要です。
一般的には木材に穴を開ける際に使用しますが、クギ打ちやネジを締める際に下穴を開ける際にすごく便利です。
クギやネジが力を入れなくてもスルスル入っていくので、途中で折れてしまったりネジ穴が潰れてしまうことなくキレイに仕上がります。
メジャー(スケール)
長さを測るための道具です。家庭用に使うなら天井までの高さが測れる長さがあれば十分です。3.5mサイズのものが一般的です。
テープ部分は途中で折れないある程度の強度があり、長さを保持出来るストッパーがついた製品だと便利です。100円ショップで売られているのはどちらも機能的に微妙で作業効率が悪くなるため、あまりおすすめ出来ません。
スチール製定規(直尺・曲尺)
スチール製の定規で直線のものを直尺、L字に曲がったものを曲尺(サシガネ)と呼びます。特に曲尺は、木材に直角線を引く時に重宝します。
木工DIYをするなら曲尺を持っておけば間違いありません。
水平器
水平かどうかを測るための道具です。カーテンレールを取り付けたり、ポスターを貼ったり、家具を作ったりする時にあると、どの位置が水平かを測定できます。
水平器が無いと傾きを正確に改善できないので、あると便利です。
ラジオペンチ
ものを掴んだり切ったりする時に使用します。ラジオペンチは細かい作業には欠かせません。これがあると、細かい作業を手で行う際のイライラから解放されます。
シールを貼るときのピンセットのような使い方も出来ます。100円ショップのものだと精密性・強度に欠けます。
ニッパー
コードや細い針金を切る時に使用します。ペンチでも切れないことはないですが、ニッパーの方が切れ味が良く切りやすいです。
何より切った後の断面がキレイですし、電気回りのコードを切ったりコードのビニールをはぎ取る作業時には必需品です。
サンドペーパー(紙ヤスリ)
木材などを研磨して表面を滑らかにするために使用します。手触りを良くする以外にもペンキを塗る前に、あえて凸凹にして色乗りを良くするために使用することも。
目の粗さによって仕上がりが変わるので、数種類セットで売られているものを購入しておくと便利です。
ちなみに、木製のまな板を使用していてカビや黒ずみが出てきた時に、サンドペーパーをササッとかけてあげると購入したての状態に戻りますよ。
両面テープ
2つの素材を貼り合わせたり、壁にものを取り付ける時に使用します。ネジやクギが使えない賃貸には最適です。ネームプレートやカレンダーを貼るっても良いでしょう。
その他、応急処置的な補修にも使用できるので、持っていると何かと便利です。
100円ショップで売られているものだと粘着力が弱く、すぐに剥がれてしまったり、剥がすとのりが残る事もあるので、ある程度粘着力が高く剥がせるタイプの両面テープだと重宝します。
養生テープ
仮止めしたり床が汚れないように新聞紙を敷いて止める時などに使用します。
ガムテープだと塗装がはがれたり、はがしにくかったりするのでDIYには欠かせないアイテムです。我が家もめっちゃ使います。
接着剤
素材を選ばず色んなタイプに活用できる接着剤が1本あると便利です。ただし、接着できない素材もあるので、選ぶ時は要注意です。
上記は、屋外使用も可能で耐熱性が-60℃〜120℃まであり、接着剤の中でもかなり多用途で優秀です。
電動ドリルドライバー
ネジを締めたり穴開けをする時に使用します。これを持つと手動のドライバーが使えなくなるほど便利な道具です。
手動のドライバーよりもキレイで早く仕上がるので、圧倒的な時間短縮&疲れにくいです。作業量の多いDIYで作業するなら絶対にあった方がいいですし、そこまでDIYをしなくい場合でもあると重宝します。
デメリットは、カーテンレールの取り付けなど細くて狭いネジ穴だとやりづらい点です。
似たような製品で、もっとパワーを求めるならインパクトドライバーという選択肢も。
いずれにしてもコードレスタイプが使いやすいです。
クランプ
木材などの材料を切る時、ヤスリで削る時に作業台に固定するための道具です。
同じサイズのクランプを2個用意しておくと片方だけではなく両方固定でき、ズレることがなくなり精度が高まります。特にDIY初心者は2個必須です。
モンキーレンチ
ボルトやナットを締めたり緩めたりする時に使用する道具です。
自転車のメンテナンスや洗面所用シングルレバー式混合栓のカートリッジの交換などに。
手のひらサイズのコンパクトタイプもありますが、小さすぎて力が入らないため通常サイズが無難です。
ウォーターポンププライヤー
推薦蛇口や水洗トイレなど推薦のナットを締めたり緩めたりする際の補修に使用する道具です。主な用途が水回りなので水回りをDIYしないなら不要です。
工具箱
最後に工具を収納する工具箱です。無いとぐちゃぐちゃになって、何がどこにあるか分からなくなるので合わせて買っておいた方がいいと思います。
まとめ
準備が大事と言われている通り、道具が揃わないと作業が全然進まないのがDIYです。
「やろう!」と思い立った時のやる気を逃さないためにも事前に最低限の道具を揃えておくと安心です。