この記事ではクッションフロアを貼る方法と必要な道具をご紹介します。
特にキッチンや脱衣場の水回りのフローリング汚れやシミが気になり始めたら、クッションフロアを貼るという選択肢はアリです。傷がつかないので賃貸でも出来る作業です。
防水性に優れていますし掃除も簡単で、冬場のフローリングの冷たさに悩まされることも無くなります。
業者さんにお願いすると数万円かかりますが、自分で行えば1万円以下です。
作業が難しいとイメージされているかもしれませんが、手順が分かれば簡単なので一緒に見ていきましょう。
使用する道具
クッションフロアを貼る際に使用する道具は全部で6点です。
- カッターナイフ
- クッションフロア用両面テープ
- カット定規
- マスキングテープ
- 押さえローラー
- クッションフロア用溶着剤
カッターナイフ
クッションフロア用両面テープ
カット定規・押さえローラー
貼り道具セットで購入するとお得です。
マスキングテープ
クッションフロア用溶着剤
クッションフロアを貼る11のステップ
STEP1:クッションフロアを選ぶ
まずはネットでも良いですし、近くのホームセンターでも良いのでクッションフロアを選ぶところからです。
クッションフロアはデザインの種類がとても豊富で、選ぶのがとても楽しくなるはずです!
特に楽天で売られているクッションフロアの種類が豊富でオシャレなものがたくさんあります。
STEP2:床を掃除する
床がホコリや油で汚れているとテープの粘着力が弱くなり、クッションフロアを張った後にはがれてしまうことがあります。
そのため、掃除機をかけるだけではなく水の激落ちくんなどを使って拭き掃除をして汚れを取ります。そして、しっかり乾燥させます。
STEP3:床材を切る
部屋の幅に合わせて両端が5cmくらい余るように床材を切ります。切るのはハサミでもカッターナイフでも切りやすい方で構いません。
裏面が方眼になっているので、方眼を目印にして切るとキレイに切れます。
STEP4:床に両面テープを貼る
クッションフロアがズレたりしないようにする作業です。
部屋の壁際と床材の幅の中央部分にクッションフロア用型取りテープを貼ります。
STEP5:クッションフロアを押し当てる
片方の壁際を5cm余らせて1枚目の床材の位置を決めたら、中央に貼ったテープのはくり紙をはがしながらクッションフロアの床材を張ります。
裏面にテープが接着するようにしっかりと押さえます。板の端材などで押し当てると作業が楽でスムーズです。
STEP6:余分な部分をハサミで切る
壁際の余っている床材をハサミで切ります。
型取りテープのフチ部分が壁際のラインになっているのでテープぴったりに切ればキレイに切れます。
カッターナイフで切る際は、カット定規があるととても切りやすいです。
STEP7:クッションフロアを貼る
余分な部分を切ったらはくり紙をはがしてクッションフロアを床に貼ります。
特に端部分ははがれないようにしっかりと押さえて貼ります。ローラーを転がして床に圧着させると確実です。
クッションフロアが1枚で完了する場合は、STEP10へ。
STEP8:模様を合わせて2枚目を置く
2枚目からは1枚目に貼ったクッションフロアの模様に合わせて位置を決めます。そうしないと模様が噛み合わずキレイに仕上がりません。
1枚目に貼ったクッションフロアの上に少し重ねるように置いて模様を合わせたら、マスキングテープや養生テープでズレないように仮止めします。
STEP9:重ねた部分を切る
1枚目と2枚目が重なる部分に定規を当てて2枚一緒にカッターナイフで切ります。
床を傷つけたくない場合は、クッションフロアの下に薄い下敷きをおいておきましょう。
STEP10:合わせ目の床にテープを貼る
1枚目と2枚目のつなぎ目の部分に両面テープを貼ります。
STEP11:圧着してシール材を仕込む
つなぎ目に隙間があると、水が侵入したりクッションフロアのはがれに繋がるので、押さえローラーで圧着します。
その後、クッションフロア専用のシール材を薄く注入してつなぎ目を埋めます。シール材は約1日で固化します。
まとめ
業者さんにお願いすると数万円かかりますが、自分で行えば1万円以下です。
かかる時間はクッションフロアを貼る作業は広さにもよりますが、半日〜1日程度で終わりますので、ぜひ休日に取り組んでみてください。
部屋の雰囲気がガラッと変わりますし、床の温度もフローリングより高くなるので冬場はだいぶ楽になりますよ。
また、貼るだけフローリングはより簡単に作業が出来ますし、よりオシャレな素材がたくさんありますので、貼るだけフローリングの方もぜひ検討されてみてください。
